こんにちは、スタジオ・チッタです。

寒さも続いていながら日差しの温もりを感じる瞬間も多くなりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

最近は日が長くなってきたとはいえ、家で過ごす時間の多くは照明を灯した空間の中。

そんな「光」の使い方ひとつで、住まいの雰囲気はぐっと変わるものです。

今回は照明についてお話しします。

シチュエーションで使い分けるリビング照明

皆さんがまず一番に考えるのが、リビングの照明計画ではないでしょうか。

「かっこよくしたいけど、暗くならないだろうか？」

「白い光がいいのか、オレンジの光がいいのか？」

など、悩むことも多いかと思います。

私も、落ち着いたやさしい照明がいいのか、はっきりとした明るい照明がいいのかなどと悩みました。

そんな私が、心地いい空間を作るために自宅の設計で試してみたアイデアは、シチュエーション別に3つのシーンをつくることでした。

 

 

まずは、 電球色のダウンライト3つだけにしてテーブルの周辺だけ照らすリラックスシーン。

落ち着いて過ごすシーンには、暗めの照明がよく合います。

 

 

次は、白色のライン照明を間接照明として仕込み、部屋全体を反射光で照らすシーン。

反射光が柔らかく部屋を明るくしてくれるので、優しい雰囲気を作り出せます。

 

 

3つ目は、電球色のダウンライトと白色のライン照明の両方を点けた実務シーン。

仕事や勉強をする際は、しっかり明るくすることもできます。

それぞれのシーンに分けてスイッチするだけで、時間帯や使用目的で切り替えられるので利便性良しです。

 

廊下の照明

 

ダウンライトをたくさん使っている計画も多く目にしますが、廊下はそんなに煌々とさせなくて良いかなと思い、極力数を抑えました。

金額も減らせますし、ダウンライト2つくらいあれば意外となかなか明るくなります。

どちらかというと、ただの廊下ではなく演出効果も出したかったのでダウンライトはワザと芯から外してレイアウト。

壁側に近づけることで、壁に光の陰影がくっきり出るので、さりげなく面白い演出になると思います。

光が当たる位置にポスターや写真など飾っても良いかもしれませんね。

 

外部の照明

 

気を使ったのは外部の照明です。

一番に考えたのは、夜帰宅したときに「かっこいい。。。」と感じられる照明計画。

穴あきブロックから漏れる光と、その光が照らし上げる植栽をイメージして計画しました。

気を付けたのは、あまりスイッチを多くしないこと。

各系統を細かく分けてしまうと、最初は使っていてもいずれ使わなくなる系統が出来てしまうこともあり、せっかくの演出計画が台無しになってしまいます。

玄関ドアの前は点いてるのにアプローチが点いてない、といったことになってしまうと寂しいです。。。。

我が家をかっこよく見せるために、玄関周りは１系統にして目いっぱい演出しましょう。

LEDなので電気代もひところに比べたらかなり安くなりましたし。。。

外部照明はダウンのような照らし下げタイプよりプラケット灯のような照らし上げタイプがおススメです。

 

 

関東でもたまに雪が積もったりしますが、なかなかいい感じで光の演出になります（笑）

 

 

照明計画はちょっとの工夫で家の雰囲気がガラッと変わりますし、昼と夜の表情の違いを楽しむこともできます。

まあ自己満足以外の何物でもないかもしれませんが、家づくりは自己満足の集大成と考えれば素敵な照明計画で悦に入りまくるのも、永く愛着を持って住まうのに重要なことだと思います。

ビバ自己満足（笑）

 

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照明計画のイメージは湧きましたか？

どんな照明を選ぶかは、お住まいの印象を左右する大きな要素です。

施工事例ページでは、これまでにスタジオ・チッタが手掛けたお住まいの写真をたくさん掲載しております。

家づくりのご参考に、ぜひご覧くださいませ。

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