こんにちは、スタジオ・チッタです。

暑さが一層増している今日この頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

今回は、趣味の登山で先月訪れた木曽駒ケ岳をご紹介します。

木曽駒ヶ岳

先月訪れたのは、中央アルプスに位置する木曽駒ケ岳。

標高2,956mの名峰ですが、ロープウェイを使えば2,600m地点まで一気にアクセスできるため、初心者でも比較的チャレンジしやすいことで知られています。

ロープウェイを降りると、目の前には圧巻の千畳敷カールが広がっています。

 

 

「カール」とは、氷河の侵食によって形成された、半円状の窪地のことです。

手前に点々と見える登山者と比べると、その壮大さが想像できるかと思います。

中央にそびえるゴツゴツした山は「宝剣岳」。

鎖場が続くスリリングなコースで、天然のアスレチックとも呼ばれています。

今回は安全を優先し、立ち寄りませんでした。

登山を開始して30分ほど。

後ろを振り返ると、青く連なる南アルプスの山並みを眺めることができます。

 

 

赤い屋根の建物がロープウェイの「千畳敷駅」。

歩いてきた登山道が、細く続くのが見えます。

 

 

この季節はあちこちで高山植物が咲き誇り、きつい登りの途中でも花々に癒されながら進むことができます。

可愛い白いチングルマは、花が終わりフサフサした綿毛となって風に揺れる姿も魅力的です。

 

 

やがて登山道は細く険しくなりますが、譲り合いながら進んでいくと、約1時間ほどで広い「乗越浄土」へ。

周囲がひらけ、赤い屋根の山小屋が岩と緑に映える絶景が広がります。

ここから見えるのが中岳。

木曽駒ケ岳へ向かうには、この山を一度越える必要があります。

 

 

この日は運よく、ライチョウの親子にも出会えました。

天敵の猛禽類などに狙われやすいため、通常は晴天の日はハイマツの中に潜んで姿を見せることは少ないのですが、2組の母子が登山道に現れ、登山者たちは大喜び。

お母さんライチョウは首を伸ばして周囲を警戒しつつ、「クックッ」と鳴いてヒナたちに合図を送り、行動を共にしていました。

山頂へ

 

中岳を下りきり、いよいよ日本百名山「木曽駒ケ岳」の山頂を目指します。

最後の登りを越えると、ようやく木曽駒ケ岳山頂です。

 

 

本来雲の出やすい山ですが、この日は景色を邪魔するものはありませんでした。

山の風にあたりながら大きく深呼吸すると、体や心の中にある疲れも悩みも一気に吹き飛ばされて、リセットされた気分になります。

緑や花々、抜けるような青い空に癒される休暇となりました。

画面越しではなく実際に目にする山の景色は、広くて大きくていつも圧倒されます。

皆さまも機会があれば、最後まで頑張った人だけが感じることのできる開放感、一度は体験してみてほしいです。

適度にストレスを発散して、この暑い夏を乗り切りましょう！

趣味を楽しむ人のための、帰れる場所

アウトドアやスポーツ、ガーデニングやDIYなど、自然とふれあう趣味があると、家でも心からくつろげる時間がより大切に思えてきます。

趣味を楽しむ作業スペースやガレージ、用途に合わせた収納など、暮らしの中に“好き”を取り込む工夫もさまざま。

好きなことに没頭できる時間と空間が、暮らしを豊かにしてくれます。

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