楽しいことが大好きで、人間が大好き。そんな施主が建てた家は、こんなにも「気持ちのイイ家」になった。

千葉県千葉市の高台に建つKさんの家は、一見、クールでモダンな黒い外装が特徴だ。

しかし、中に入るとそのイメージは一変、明るく透明感のある空間が広がる。

Kさんの遊び心は、ここからすでに始まっているのだ。

双子の子どもが生まれとことをきっかけに、「人とはちょっと違うマイホームを建てたい」と思い始めたKさん。

担当者は社交的なKさんの人柄に触れ、「明るく開放的で、遊びがある家」というイメージをつかんだ。

その象徴ともいえるのが、外部ウッドデッキとの繋がりを持たせたLDK。

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地続きの広々とした開放感は、まさに「気持ちのイイ家」の一言だ。高台の土地を利用したことで、

空を独り占めしているような展望が楽しめる。

さらに、床には時を重ねるとともにアメ色の深さを増すパイン材を使用し、

家の成長を見守る楽しみをしのばせた。

天井は構造をそのまま見せる「現し」で仕上げ、高さの確保とデザイン性を両立。

2階の床にはポリカーボネートを採用し、1階の採光を妨げないよう配慮している。

1階と2階のどちらからでも視聴可能なプロジェクターと音響システムを備え、

暮らしとシームレスに「遊び」を楽しむことができるのも魅力だ。

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また、遊びの主役といえば、やはり子ども達。広々としたキッズスペースは、梁からハンモックが吊り下げられた心躍る空間に。

大きな窓から豊かに差し込む光が、子ども達を優しく照らす。

「楽しいことが大好きな自分たちのように、楽しみながら健やかに育ってほしい」というKさんたちの思いが、ここには込められている。

この新居が完成してから、Kさんにとって一つだけ意外な変化があったという。

それは、あまりにも家の居心地が良いため外出の機会が減り、家族や友人たちと家の中で過ごす時間が増えたこと。

「以前よりも、みんなと笑って過ごしています」と話すKさんの表情からは、”人生を楽しむ”ことの意味が伝わってくる。