思い切り、好きなことに没頭できるスペースが欲しい。

大人だって、そう感じることは多いはずだ。日常から気軽にスイッチングできる、

自分だけの宇宙があったなら・・・・・・と。

注文住宅は、それをかなえる数少ない手段。

ここでは、実際に自分の「基地」を実現した人のケースを紹介したい。

千葉県富里市に建つこの家は、数多くの趣味を楽しむMさんが建てた自宅。

そう、自宅なのである。生活の場である家という空間に、ダイナミックな趣味の場を融合しているのだ。

「男らしい」という形容がぴったりのMさんは、なるほど趣味もバイクいじりと男性らしい。

そしてMさんの奥さんもまた、美容師として活躍する明るい女性。

そんな2人が家を建てたいと考えたとき、「バイクガレージ」と「カットスペース」を要望したのは、当然といえば当然だ。

しかし、いわゆる普通の住宅の概念には収まらない。そこで選んだパートナーがスタジオ・チッタだった。

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趣味に没頭するためには、日常からある意味一線を引きたい。

とはいえもちろん、手軽な行き来は必須。

その解は、「動線」を工夫することだった。

カットスペースには玄関から土足で入れるように配置し、その機能性を活かす。

またガレージには外からの直接アクセス以外に、バックヤードからの「裏動線」を仕込んだ。

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様々な状況を考え抜いたこの動線デザインで、居住空間と趣味のメリハリ、そして利便性を獲得している。

もちろん、住居空間側にも工夫をこらした。

全室南向きというだけあり、どこにいても燦々と光が降り注ぐ。

広々と開放感のあるLDKには、特製のダイニングカウンターが。目線の高さを計算し尽くした自信作だ。

この家が完成してから、奥さんはカットスペースで友人と楽しい時を過ごし、Mさんの趣味もますます充実。

「ほぼすべての要望を実現でき、大変満足しています。

帰るのが楽しみになる家です」と語る2人の目には、いきいきとした光が宿る。