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目に見えない断熱材

2021.04.09

みなさんこんにちは、設計の寺川です。

 

緊急事態宣言の解除のニュースから飲食店の営業時間等も伸びましたね。

解除されたとはいえ、三密は避けるように気を引き締めて過ごしていきましょう。

 

さて、密といえばですが、空気層が断熱に効果的という話をご存知でしょうか。

実際、断熱材の中は何層も空気があり、空気層により断熱性能を高めています。

 

今回はスタジオ・チッタの断熱材に関してお話をしようと思います。

 

 

まずは床下の部分に施工する断熱材についてです。

床下に断熱を設けることで基礎の内部の通気性を良くしています。

寒暖差による結露を基礎内で発生しずらくしたうえで、断熱性能を保っています。

 

今回、使用している材の種類は発泡プラスチック系の断熱材であるネオマフォームです。

フェノール樹脂という人工的に合成したプラスチックでできており、

特徴としては熱により硬化する特徴があります。

フライパンの取っ手や、自動車の部品にも用いられているそうです!

 

発泡プラスチック系の断熱材の特徴として、樹脂を発泡させることで

内部に過密な断熱性の高いガスの気泡を発生させて形成されています。

 

 

 

 

 

次に壁と屋根に施工する、吹き付け断熱についてです。

使用している材は発泡プラスチック系の断熱材です。

細かい分類としては吹付硬化ウレタンフォームという種類になります。

 

この断熱材は現場にて発泡させて、柱や梁に断熱材をくっつけるように施工するものです。

現場発泡により、断熱材と木材の隙間を少なくすることができます。

一定の形状を持つ独立気泡構造とは違い、柔軟性の高い連続気泡構造になっており

他の硬化ウレタンフォームの素材より、吸音性が高くなっています。

 

 

 

 

 

以上が簡単な断熱材についての説明でした。

ちなみに、今回の写真はスタジオ・チッタの木更津モデルハウスからの写真になります!

 

実際にどんな断熱材が使われいるのか、見学できるようにもなっています。

是非お立ち寄りください!

 

 

モデルハウスの詳細ページはこちら

 

素材感と開放感あふれる、ハイブリッド平屋

 

 

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