皆さまこんにちは、スタジオ・チッタです。
初夏の訪れを感じる風に青葉が薫り、過ごしやすくなりました。
今回は、お家を建てる上で大切な基礎工事についてお話しします。
基礎工事の手順
基礎工事は、大きく分けて4つのステップで行われます。
① 配置の確認・地盤の高さ確認
建物の位置、高さを決める、重要な作業です。
この確認を怠り、建物自体を図面からズレた位置に建て始めてしまうと、「庭がもっと大きいはずだった」「駐車場が狭くなってしまった」などの事態になりかねません。
その後の作業の最初の土台となる工程であるため、丁寧に確認をして作業を進めます。
② 根切り・地業工事
建物の位置・高さを確認したら、基礎をつくるため重機などを使って地面を掘っていきます。
この作業を根切りといい、ここでは地面を掘って計画した高さに揃えていきます。
根切りが終わったら、次に地業工事を行います。
地業工事とは、実際に基礎をつくる前に、基礎の下の地盤を整える作業のこと。
砕石と呼ばれる石を敷き詰め、ランマーと呼ばれる機械を使って地盤を締め固めます。
地盤をしっかりと締め固めることで、沈んだり傾いたりしない強い建物をつくることに繋がります。
③ 配筋
基礎は鉄筋コンクリートでできています。配筋は、鉄筋コンクリートに必要な鉄筋を図面通りに組み立てていく作業になります。
配筋は基礎の寿命や強度に直接影響がある非常に重要な工程で、建築基準法などでも様々なルールが決められています。
④ 型枠組み・コンクリート打設・脱型
木材などを使ってコンクリートを流し込む枠を設置します。
その後、「打設」と呼ばれる、実際に型枠にコンクリートを流し込む作業を行います。
コンクリート打設後、養生期間を経て十分に固まったら型枠を解体、脱型します。
これで、基礎工事は完了となります。
家づくりのご相談を無料でお受けします
基礎工事の工程はイメージ通りでしたでしょうか?
基礎工事は、家づくりの土台となる重要なパートです。
スタジオ・チッタでは、お客様に安心して暮らせるお家づくりをご提供するため、現場監督のチェック、品質管理担当のチェックと、工事全体を通して必ず2名以上でのダブルチェックを実施しています。
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