みなさん、こんにちは!
設計担当の寺川です。
最近は暖房が離せなくなってきましたね。
乾燥対策として、暖房機の前に濡れたタオルを置くと湿度が高くなるのでおすすめです!
今回は家づくりを考えている方が気になる採光に関して
設計の目線にてお話したいと思います!
私達、設計が採光を計算するにあたって、方位の他に日にちから計算し、確認をします。
それは一番太陽が高い日の夏至、一番低い日の冬至です!
其々の太陽の角度が以下になります。
■夏至(の太陽南中高度)が約78.4度。
■春分・秋分(の太陽南中高度)が約55度。
■冬至(の太陽南中高度)が約31.6度。
※経度を35度(東京近辺)とする。
この角度をもとに、建物の図面や3Dのパースを元に
どこからどこまで直接光が入るのかを確認します。
これにより窓の大きさや、高さを検討していきます!
下図のような簡易的な検討図を作成すると、どこまで光が入るのかがわかります!
3Dパースでの検討は以下のような形で行います!
1枚目が夏至、2枚目が冬至になります。
窓の他にも、採光を調整する方法として庇があります。
(上の画像のように上階を飛び出させる方法もあります!)
夏は暑く、冬は寒いため、昔の建築物は庇を使い日の入り方を調節していました。
現在でも庇を用いた採光調整は使われており、快適な空間を創るために重要な要素になっています。
皆様も家を建てる際に、夏至と冬至を意識して考えてみてください。
日の入り方で夏は涼しく、冬はあったかい家作りができると思います!
現在オープンハウスをしているCitta Label 柏には高窓による採光をおこなっています。
ぜひご覧ください!
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