皆さまこんにちは、スタジオ・チッタです。

立夏を迎え、少しずつ夏の気配が近づいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、ちょっとしたキズの補修方法についてご紹介したいと思います。

 

猫がつけてしまうキズ問題

 

可愛い猫との暮らしはとっても楽しいですが、その代わりに、どうしても家のあちこちにちょっとしたダメージがついてしまうものです。

私は2匹の猫と生活していますが、おっとりした子、甘えん坊な子、それぞれ性格が違うのでとても楽しいです。

また、それぞれ器用さも違っていて、見ているととても面白いです。

おっとりした性格で最年長のレオくんは、ちょっと（？）不器用でトイレ後の砂かけ作業がとても下手です。

本人は一生懸命埋めているつもりなのでしょうが、かいているのは「砂」ではなく「壁」です。

そのため、壁がバリバリとささくれのようになってしまいます。

貼ってはがせるタイプの爪とぎ防止シートを使って傷を未然に防ぐのがオススメですが、既にキズがついてしまった場合は早めに補修したいものです。

 

木目調部分の補修

 

これはフローリングに傷がつき、表面が剥がれてしまっている写真です。

サニタリールームの床なので、削れた部分から水が浸透して傷んでしまう恐れがあります。

ここには木製品のキズ補修材を使って応急処置をしました。

 

 

この補修材はワックス成分が入っているので水廻りでも安心です。

ちょっとした補修ですが、後々自分で確認した時に「どこを補修したかな？」と分からないくらいキレイに出来ると嬉しいですね。

小さなひっかき傷などは、クレヨンを削って埋めるイメージでこすりつけるときれいに仕上がります。

また、微妙に色が合わないときは、濃い色・薄い色を重ね塗りするようにしてなじませると良いと思います。

 

壁・クロスの補修

 

猫が特に傷をつけてしまいやすいのが壁。

人間も、うっかり壁に手をついた際に爪で壁紙をちょっと削ってしまったり、ピンを刺す位置を間違えてしまったり・・・ということがあるのではないでしょうか。

 

 

こちらは、ピンを刺した痕。

ここには穴埋め材を使用します。

穴埋め材は色がいくつかあり、一般的に使われる多くのクロスの色に対応しています。

いざ売り場に行ってからクロスの色が分からず迷ってしまうと思うので、剥がれてしまった部分の破片などを持っていくと失敗しにくいです。

 

 

穴埋め材を付けたら、乾ききらないうちに端の方から四方へ少しずつ伸ばしてなじませます。

この時、クロスに模様があればその模様に合わせて伸ばすとより目立たなくなります。

穴埋め材は穴に対して２倍くらいの大きさで絞り出すときれいに仕上げられます。

線キズも、キズ周りの模様のようになじませながら塗っていくと良いです。

 

 

こちらは、傷跡がわからないくらい綺麗になりました。

ピンの痕や小さな引っかき傷であれば穴埋め材だけで対応できますが、大きな傷やネジの痕などの場合は、パテで穴埋めをしてから補修材を使うことをお勧めします。

パテ材は、できるだけクロスに近い色が好ましいです。

というのも、白のクロスにグレー系の色のパテで穴埋めしてしまうと、その上から補修材を使ってもその部分だけ色が浮いて見えてしまうことがあります。

 

 

これはグレー系のパテ材で穴埋めしたものです。

この後に、パテを少し押し込んでから白い補修材を重ねましたが、うっすらとパテ材の色が浮いて見えて失敗してしまいました。

こうならないように、選ぶ色は気を付けないといけないですね。

 

猫と暮らす住まいを実際に見学！

 

お客様のご厚意で、猫と暮らすための工夫がたくさん詰まったお住まいの完成見学会を開催いたします。

完成したばかりの実際の注文住宅を見学できる貴重な機会となっております。

実際の空間で、猫と暮らすための設計の工夫や素材の選び方などを体感していただけるチャンスです。

 

 

猫との暮らしを計画されたこちらのお住まい。

滑りにくく猫の足腰に優しいフローリング、リビングのキャットウォークなど、猫のための設備で溢れています。

造作のキャットドアを各所に設け、ペットと人がともに快適に過ごせるように配慮しました。

 

▽完成見学会「ねこと、わたしと、日常と」

開催日：2025年5月10日（土）・11日（日）
時間：10:00 ～ 17:00
場所：千葉県松戸市

ぜひご予約のうえ、お越しくださいませ。

補修・リフォームのご相談をお待ちしています

 

参考になりましたでしょうか？

猫ちゃんとの暮らしの中で、どうしても避けられない壁や床の傷。

今回は、できる範囲で自分で行う補修方法をご紹介しました。

とはいえ、「これはちょっと自分では難しそう…」という傷や、広範囲にわたるダメージについては、ぜひ私たちにご相談ください。

スタジオ・チッタでは、補修やリフォーム、リノベーションにまつわるご相談も承っております。

まずはお気軽に、以下の無料相談フォームからお問い合わせくださいませ。

 

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